ミッション

わたしのミッション

世界を席巻した日本の技術

1980年代、日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」といわれるくらい、世界を席巻しました。

その根底には、「ものづくり大国日本」といわれるように、優れた技術がありました。

そしてそれを支えたのは、中小零細企業の技術です。

それから30年以上経った今、日本は成熟した国になり、良い意味でも悪い意味でも若さに溢れたパワーはなくなりました。

それに対し中国などの新興国が台頭し、圧倒的にあった日本との技術の差は追いつかれつつあります。

それどころか、分野によっては後塵を拝すようになりました。

もちろん現在でも優れた技術は日本にもあります。

しかし、ものづくり大国日本を支えた中小企業は、デフレにあえいで財務体力をどんどん削られ、少子高齢化で人材確保や技術の承継ができず、その優れた技術は危機に瀕しています。

日本が世界を席巻できたのは高い技術力があってこそ、その差がなくなれば、日本の存在価値は埋もれてしまいます。

このままでは日本は貧しくなる一方です。

 

技術を磨くしか生き残る道はない

わたしは日本が大好きです。

世界の人々が日本のことを褒めてくだされば、自分のことのように誇らしい気持ちになります。

その日本が外国に負けるのは悔しいことですし、何より、貧しさを次世代へ残してしまうことは避けねばなりません。

我われが親や先達から受け継いだ日本の素晴らしい財産は、より良いものにして将来世代へと渡していかなくてはと思うのです。

そのためにお金の専門家として自分で何ができるかを考えました。

そして出した答えが「お金」です。

「ものづくり大国日本」が抱える技術問題を解決するには、まず「お金」が必要です。

そうです。

わたしにできることは、財務を通じ、

  • 中小企業にお金の貯まる財務体制を構築すること。
  • 貯めたお金を技術に投資できるようにすること。
  • その技術で高付加価値製品をつくり、よりお金を稼いでいただくこと。
  • その結果、社長や社員に豊かになっていただくこと。

です。

会社にお金が貯まる財務体質を構築することで、人や設備や技術に投資して、新たな事業を育てたり、既存の技術をより進化させられます。

その技術から生み出した高付加価値製品を販売すれば、会社は潤い、社員へも報酬で還元できます。

そして再投資して、もう一段上の技術を獲得する。

このサイクルを繰り返せば、世界と競争できる高い技術力を日本は常に持つことができます。

技術やものづくりが盛んになれば、エンドユーザーの生活も、より一層、便利や快適になりますし、今ある難題も、いずれ解決できるようになるかもしれません。

さらにその技術を次世代へと渡していけば、「ものづくり大国日本」は承継され、日本の繁栄も確かなものとなるでしょう。

出来過ぎたストーリーかもしれませんが、理想がなければ夢が叶うはずもなく、青臭くてもこれがわたしの描くビジョンです。

資源の少ない日本が生き残る道は、まさに技術にあり。

それを実現するには、技術をひたすら磨き続けるしかありません。

それには綺麗事なしでお金が必要です。

だからこそ、お金の専門家であるわたしが得た知識や経験が、お役に立てるのではないかと考えたのです。

 

中小企業の財務戦略

今後、中小企業が生き残るには

  • 安定した財務基盤の構築
  • 銀行から資金調達できる体制
  • 経営者の連帯保証人からの解放
  • 後継者への円滑な事業承継
  • M&Aによる事業の成長スピードの加速
  • スクラップ&ビルドによる事業の選択と集中
  • 資産管理会社による効率的な資産運用
  • 経営者の個人資産づくり

など、お金を生み出し、お金を残し、それを再投資してお金を増やす財務戦略が必要です。

ものづくりに打ち込む社長を支えることが使命

お金を持つことは選択肢

ただ、あからさまにお金のことをいうと、「品がない」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

とくに、経営者の個人資産づくりなどと聞くと、お金に汚いイメージを持たれるかもしれません。

しかしわたしは、そうは思いません。

もちろん公私混同はよくないことです。

ですが、社長個人がお金持ちになることは大事なことです。

会社と個人が一体である中小企業の場合、会社を守る財務戦略の一環でもありますが、やはり憧れの存在になることが、後進を育てる意味で非常に大事だと思うからです。

ものづくりに真剣に打ち込む人が金銭的に報われないなら、誰がいったい技術を身に付けたいと思うのでしょう。

あの日本電産の永守重信社長も、「ご飯を食べさせてくれるところに人は集まる。会社で言えば、利益が上がって待遇がいい会社には人が集まる。ご飯を食べさせてあげられないところに人は集まらない」とおっしゃっています。

これが現実を支配する原理ではないでしょうか。

結局のところ稼ぐことができなければ、その事業をやってみようと思う人はいないのです。

お子様への事業の承継にしても、経営者の連帯保証が外れず、それが足かせになることもあります。

技術に興味があるお子様がいても、保証人がネックになって承継されないことは、とても残念なことです。

お金がないということは、前進するためのあらゆるハードルになります。

貧しくなることは、本当にろくでもないことばかりです。

お金を持つことは、悪いことではありません。

むしろお金があることは、それだけ解決手段が増えることです。

だから社長個人がお金を貯めて増やしておくことは、ある種の義務といって良く、ケチだとかお金に汚いだとかの次元の話ではありません。

社長の個人資産づくりをお手伝いすること、これもわたしの立派な仕事です。

 

ものづくりに打ち込む社長を支える

ものづくりに励む社長の支えになれば、それが結果として、ものづくり大国日本の裾野を拡げ、競争がさらなる技術の高みに導きます。

ものづくり大国日本の技術が、世界で勝つために。

そしてそれが日本人の幸せと繁栄につながるために。

わたしはものづくりに打ち込む社長を財務の面から支えます。