人が集まり定着し、理念の下に団結する組織を作るには、現実問題、資金がなくてはできません。
理念を忠実に守り、仕事を頑張ってくれる従業員に対しては、それなりの報酬を用意しなくては続かないですし、採用しても集まらなくなるでしょう。
会社に忠誠心を求めるだけでは、従業員と関係性を保つことはできません。
さらにいえば、中小企業が成長していくには、資金繰りの安定と事業への投資は必須です。
この2つはいわば車の両輪で、資金繰りは元より、将来への投資がなくなっても、企業の存続は危うくなります。
これを両立させるために必要なのが、財務の安定です。
具体的には、
- 金融機関からの資金調達
- 資金繰り表による資金管理
- 管理会計によるマネジメントと意思決定
- 裏付けのある事業計画の策定
です。
これらの施策が行えるようになることで、利益を稼いで資金繰りは安定し、将来への投資も余裕を持って行えるようになります。
そして、投資によって事業が活性化し、企業が繁栄すれば、「この会社で働いていれば収入が安定する」「この会社にいれば高いスキルを身につけられる」など、従業員は将来の自分のキャリアに希望を持てます。
それが引いては、採用にも好影響を及ぼすでしょう。
企業の成長を支えるのは、安定した財務基盤が必要です。
M&Mコンサルティングでは、強い財務基盤をつくるために次のコンサルティングを提供しております。
1・管理会計の導入
管理会計を導入し、経営状態を可視化します。
これにより、売上原価や人件費・経費などのマネジメント、数字に基づく的確な経営判断が行えます。
2・資金繰り表の導入
ご存じのように、企業はお金が尽きれば事業活動は止まります。
であるなら、資金繰りの管理こそ、最重要項目といえるでしょう。
資金繰りの管理とは、「資金繰り表」を作ってお金の出入りを管理していくことです。
具体的には、お金の支出と収入のタイミングと金額を把握し、1カ月後、3か月後、6ヶ月後の現預金残高を予測しておく。
仮に、数か月後にお金が足らないとわかれば、金融機関からお金を借りて必要資金を事前に確保しておけます。
このように、資金繰り表の目的は「予測」あります。
したがって、単に作れば良いというものではなく、事業計画と連動した資金繰り表を作らねば意味がありません。
事業計画と連動する資金繰り表だからこそ、精度の高い予測ができ、その結果、事前にリスクに備えられます。
資金繰り表で未来の現預金残高を予測できれば、経営者は安心して事業に打ち込むことができます。
予測困難なVUCA(ブーカ)の時代だからこそ、資金繰り表でお金の管理をすることはマストです。
資金繰り表でお金の流れを管理できるよう、導入・運用をサポートさせていただきます
3・銀行融資
金融機関から融資を受けることで、資金繰りを安定させることができます。
資金繰りが安定すれば、経営者は経営に専念できます。
経営者が金策に縛られるようになると、メンタルも身体も疲弊し、良いアイデアも出ず、営業活動も次第に減っていき、会社の業績に悪影響を及ぼすようになります。
このような事態を避けるためには、経営者が資金繰りに悩まないようにすることが大切です。
とくに、成長のため一定額の投資を毎期行い、かつ高い報酬を従業員に支払うなら、融資で現預金の量を増やし、資金繰りを安定させることは必須の財務戦略となります。
融資を受けることで、資金繰りの悩みから経営者を解放し、経営に専念できる体制を構築いたします。
※融資は成功報酬型のコンサルティングはいたしませんので、あらかじめご了承くださいませ。
4・事業計画作成
事業計画作成については、こちらのページをご覧くださいませ。