わたしは、世界のマーケットで成長できる100年続く企業の体制づくりを通じ、日本の中小企業の技術を世界に広め、一人でも多くの人の生活を豊かにできることに貢献したいと考えております。
世界市場への進出は不可欠になる
少子高齢化が進む日本では、国内市場の縮小は避けられません。
その一方で、世界に目を向ければ、人口が増加している国も多く存在します。
市場が縮小する国内市場だけで勝負するよりも、成長が見込める新しい市場へと進出した方が、企業は高い成長を見込めます。
しかも、日本の中小企業には優れた技術があります。
その技術で作られた製品は、すでに世界各地で高い評価を受けています。
この技術を持って世界へ打って出れば、世界の企業とも対等以上に勝負でき、新たな活路を見出すことできます。
企業の成長は人材獲得に不可欠
とはいえ、企業が成長を望まなければ、あえて困難の待つ世界市場へ進出することなど不要と思われたかもしれません。
しかし、企業が長く事業を継続していくためには、成長意欲を持つことは不可欠です。
どんな事業にも栄枯盛衰のサイクルがあり、一つの事業に依存することは危険です。
成長意欲を持って新たな分野にチャレンジし、次の事業の柱を作っていかなければ、企業の存続は危うくなります。
技術も然りで、成長意欲を持って技術革新に挑まなければ、今ある技術も古い技術となって使えなくなるでしょう。
そして何より、成長意欲を失った企業には、人を引き付ける魅力がなくなります。
その結果、そこで「働きたい」という人も集まらなくなります。
魅力のない企業に、誰が自分の未来を託せるというのでしょう。
成長意欲のない企業は活力を失い、衰退の一途を辿ります。
それに対し成長する企業は、希望に満ち、人材を引きつける輝きを放ちます。
その人こそが、企業の収益力や競争力の源泉です。
企業が成長意欲を持ち続けなくてはいけない理由もここにあります。
成長して魅力あふれる企業に、人は集まってきます。
そして、働いている従業員が希望を持って頑張れるよう、企業は成長して夢を与えなくてはいけません。
企業が成長し続けることは、優秀な人材を確保し、組織を活性化させ、さらなる発展を遂げる上で重要な要素です。