会社にとってプラスなのは「借金」より「資産」というイメージをお持ちではありませんか?

資産が多い会社は良いイメージですが、借金も使い方によっては資金繰りを改善する効果があります。

買掛金という借金

借金というのは無いにはこしたことはないでしょうが、さまざまな理由でできてしまうことがあります。

経営が順調にいっていても、取引先の思いもよらない倒産などにあえば、それを契機に借り入れが必要になることもありますし、それによって資金繰りも圧迫されます。

ニュースで「負債総額○○億円で倒産」などと聞けば、良いイメージを持つはずもありません。

しかしできる経営者は借金を上手に使って、資金繰りを改善します。

たとえば、借金の一つである買掛金です。

買掛金とは仕入れ代金をその場で支払わず、後日決められた期日に支払うお金のことです。

いわる「掛け」のことです。

仮に今日仕入れた商品が100万円だったとします。

この100万円を1か月後に支払えばいいのであれば、それは取引の相手方から100万円借りたも同じことです。

しかも、その間は100万円を手元に置いておけます。

つまり、支払い期日さえ守れば何に使っても良いのです。

これは100万円資金調達したことと同じことです。

できる経営者は支払い日を1日でも延ばす

で、あるなら、仕入れから45日後、60日後と支払い期日を延ばすほど、資金繰りが楽になることを意味します。

買掛金の支払いスパンが短くなれば、資金繰りはどんどん苦しくなります。

できる経営者はこの原理を理解していますので、支払い期日を1日でも延ばそうとします。

逆に仕入れ側の場合は、1日でも支払い期日を短くしようとするでしょう。

これは儲かっている会社ほど自社にお金を残すことを優先させているということです。

仕入れ側なら買掛金の支払い日が短くなる、販売側なら買掛金の支払い日が長くなるのは、それだけ相手の収入に貢献しているということで、ある意味お人よしなのです。

もし支払いサイトが短くなるのであれば、それをカバーするために、単価を上げるなどの交渉も視野に入れましょう。

ちなみに、支払いを少しでも遅らせることが資金繰りを楽にするのであれば、繰り延べ効果しかない節税といえど、資金繰り改善効果はあるといえます。

国に得させたくないのであれば、繰り延べでも節税に励む意味はあります。


買掛金の支払い日数を短くしても良い場合

買掛金は支払い日数を長くすることだけが能ではありません。

短くすることで、交渉の材料にも使えます。

たとえば支払い日数を短くする代わりに、仕入れ値段を下げる交渉にも使えます。

さらに現金買取になれば、自社がアドバンテージを持って交渉に臨むことができます。

仕入れが下がれば、1年のスパンで考えるなら、利益は大きく残ることになります。

後はその利益がいつキャッシュになるか、その期間の違いだけです。

ただし買掛金支払い日短縮の場合は、自社に資金が豊富でなけれいけませんが。

やはりキャッシュとはパワーで、キャッシュがあれば自社にとって有利な展開をしていけます。

どんなときも資金繰り改善を行って、キャッシュを貯められる会社にならなくてはいけません。

まとめ

買掛金の支払い日を延ばすといっても、それはやはり簡単ではありません。

あまりにも長すぎる日数を提示すれば、「この会社はヤバいのでは?」と変な勘繰りを入れられますし、一方的に自社の条件だけ飲まそうとすると、お互いの関係も悪くなります。

加減はありますが、資金繰りを改善するには交渉してみるべきです。

借金を上手に使って、自社の資金繰り改善に役立てましょう。


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