現在日本では人手不足が進行しています。

それは店舗ビジネスとて例外ではないでしょう。

人手不足が進んでいけば、サービスや商品の品質が落ち、やがてそれが顧客離れとなって売上げ不信を加速させてしまいます。

そんな事態はどうしても避けたいところですが、基本的に人手不足を解消するには

  1. 人を採用する
  2. 労働生産性を向上させて人の手を省く

の2通りしかありません。

しかし人手不足を解消するのは容易ではありません。

求人を出しても人が集まらない、やっとの思いで採用してもすぐに辞めてしまうなど、人材を確保するのも一筋縄でいかないのが現状です。

となると、早急に人手不足を解消するためには、まず労働生産性を上げることがポイントになります。

そこで活用したいのがPOSレジ・キャッシュレス決済・予約管理システムの3つのツールです。

この記事では、この3つのツールがいかに人手不足解消に役立つか解説していきます。

人手不足解消に役立つツール3選

1・タブレットPOSレジ

タブレットPOSレジ(以下POSレジ)を導入することで、作業時間がぐんと減ります。

たとえば飲食店の場合でいえば

  • オーダーした段階で売上が計上される
  • オーダーと同時に注文内容がキッチンに流れる
  • テーブル別に売上伝票が発行される
  • 会計時にその売上の入金が記録される
  • データが自動的に集計される

このような一連の流れがすべて自動化され、レシート発行による手入力という作業が省けます。

さらに、データが自動で集計されていくので、レジ締後のお金合わせなどの作業も短縮できます。

POSレジのレジ締め作業は、レジスターの中の現金を数え、パソコンの数字と一致しているかを確認するだけで済むのです。

これまで1時間かかっていた作業も、たった10分足らずで終わりです。

何人分の削減になるのか?

仮に時給800円の人が、タブレットPOSレジの導入で1日2時間の作業時間の削減に成功すれば、1ヵ月いくらの人件費が削減できるでしょう。

・800円×2時間×30日=48000円

1日8時間労働だとすれば、7.5人分の人員削減できる計算です。

POSレジは多機能

POSレジには売り上げ分析機能もあります。

売れる商品を見つけ出すことができ、その商品を使ってキャンペーン企画を立て、さらに売上を伸ばすことも可能です。

さらに、POSレジには在庫管理機能もついていて、外出先でも売れる商品を把握してリアルタイムで適量を仕入れることもできます。

人手不足解消だけでなく、売上アップや仕入れ管理にも使えるのがPOSレジの強みです。

2・キャッシュレス決済

日本の中小規模事業者が現金集計や銀行への入金作業に割く時間は、年間で「147時間」にも及ぶそうです。

たとえば現金を取り扱うと、レジ作業にさまざまな工数が伴います。

売上金の管理、レジ締め後の現金勘定などなど、とくにレジ締め後の作業は、その日の売上げと手元の現金が一致しないと大変な作業になってしまいます。

さらに入金や釣銭の準備でATMまで行かないといけないなど、その工数はバカになりません。

しかしキャッシュレス化すれば、このような作業時間はなくなります。

年間147時間を労働人数に換算すれば、1日8時間労働として約18人分の作業時間がかかっている計算です。

作業時間が短縮できれば、人員を最小限にすることができます。

これまでは5人で対応していたものを、シフトを振り分けて17時は2人体制、19時からは3人体制にするなど、不必要な人員を配置しなくても済むようになります。

あるいは5人だったものを4人に減らすなどもできるでしょう。

このように作業時間の短縮という生産性を向上させることで、人件費を削減することができます。

それ以外にも店舗がキャッシュレス化を進めるメリットを挙げてみます。

会計ミスの防止

キャッシュレス決済は、QRコードやクレジットカードの読み込みを行うだけで決済が終わってしまいます。

現金での直接のやり取りが行われないため、お釣りの数え間違いといった会計のミスが起こりません。

現金の保管が不要で防犯対策になる

キャッシュレスでは現金を取り扱わないため、保管しておく現金の量を極力減らすことができます。

そのため万が一の防犯対策にもなります。

レジ待ち時間の短縮

会計が読み取りで済んでしまうので、お客様のレジ待ち時間を短縮できます。

お客様のストレスを軽減すれば、それが満足度につながり、リピートの動機となります。

集客効果がある

支払い方法の選択肢が増えることで、これまでの利用層とは別のお客様の来店につながります。

インバウンド効果を享受できる

日本へ訪れる外国人観光客は増えています。

訪日客の特徴は、「54%がクレジットカードを利用している」というくらい、キャッシュレス決済を好むことです。

このような訪日客を取り込むのに、キャッシュレスは役立ちます。

客単価がアップできる

キャッシュレスでの支払いは現金決済よりも客単価が上がる傾向にあります。

売上げアップ効果がある

ある調査では消費者の23%が「クレジットカードでの支払いができないので購入をあきらめた」経験があると回答しているのです。

これはつまり、クレジット払いなどに対応してないと見えないところで機会損失を起こしていうということです。

お客様の手持ちが足りないときでも、お店がキャッシュレスに対応していれば、お客様は現金を気にする必要なく買い物を楽しめます。

お客様は満足され、お店は売上を確保できるのです。

これほどWin-Winの関係はないと思いませんか?

キャッシュレス決済もPOSレジ同様、人手不足解消以外にも効果を発揮します。

3・予約管理システム

予約管理システムは、予約の機会損失の防止や、人によるオペレーションミスを防ぐことができます。

電話や紙の予約台帳、ホワイトボードでは、予約のブッキングや情報の旧友漏れなどの問題が出てきます。

また地味ですが、予約管理台帳を所定の位置以外におかれると、電話を受けたときに見当たらなくて焦ってしまうことになります(このようなミスは地味ですが、お客様のイライラを誘発します)。

それに予約数が多くなれば、比例して予約管理作業に割く時間も増えていきます。

このような問題を解決するのが予約管理システム(アプリ)です。

予約管理システムは次の通り作業時間を短縮し、人手不足解消することができます。

予約管理のオペレーション業務の軽減

これまでの予約や問合せの電話やメールへの対応を軽減できます。

インターネット予約であれば、空いている日や時間帯がユーザーから確認できるため、飲食店側が調整しなくても空き日時に自動で予約が埋められていきます。

さらにセットしておけば予約確認メールも自動で送信できます。

キャンセル待ちの予約を簡単に受け付けられる

予約が埋まっていても、ときにはキャンセルが起こります。

キャンセルで空きができれば、その日時を埋めるべくキャンセル待ちのお客様に連絡を入れなくていけません。

そんなときキャンセル機能がある予約管理システムは便利です。

キャンセルが出た時点で、その枠は自動的にキャンセル待ちの受付に切り替わります。

またキャンセル待ちのお客様に、メールで自動でキャンセルが出たことをお知らせすることも可能です。

このように予約作業が半自動で行われるため、人的なオペレーション業務を削減できます。

まとめ

店舗が人手不足解消に役立てられるツールを3つご紹介いたしました。

上記でご紹介したツールは、人手不足解消だけでなく、売上アップにも役立てられます。

店舗にとって本当に頼もしい存在で、導入のコストパフォーマンス相当高いです。

キャッシュレス決済に至っては、国が導入を推進していますので、お店もそれに対応していく必要が出てきます。

いずれにしても、POSレジ、キャッシュレス決済、予約管理システム(アプリ)が、店舗の人手不足解消に役立つのは間違いないです。

また業務が便利になれば、今いる社員さんやパート・アルバイトさんの職場の定着率にも寄与するでしょう。

POSレジ、キャッシュレス決済、予約管理システムを活用すれば、店舗の人手不足解消に役立てられます。



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