「助成金」は返済不要のお金で、中小企業はぜひとも活用したい制度です。

しかし、助成金という言葉は聞いたことがあるけど、いまいち制度の内容が良くわからない、こんな感想をお持ちの中小企業の事業主は多いです。

知っている企業はどんどん助成金を活用し、社員の能力・意欲を高めて生産性を向上させ、事業を成長させています。

その一方で、助成金の種類や制度の内容を知らず、助成金の活用を機会を逃している企業もあります。

その差は「知っている」か「知らない」かだけです。

これはとてももったいない話です。

この記事では、たくさんの中小企業が助成金を利用できるように、助成金について知識0からでもわかるように徹底解説します。

助成金とは

助成金とは主に厚生労働省が管轄している雇用に関する支援金です。

※市町村などの地方自治体が支給する助成金もあります。

助成金の財源は雇用保険ですので、助成金を受取るためには「雇用保険に加入している事業主」が第一条件となります。

雇用保険に加入している事業主であれば、個人事業主でも受給できます。

個人事業主が利用できる助成金まとめ

助成金の特徴

助成金の特徴は大きくいって3つあります。

1つ目は「返済不要」のお金であることです。

金融機関の融資と違い、助成金はお金を受け取っても返済義務はありません。

助成金は、新たな雇用を創出させたり、社員の労働環境の改善などを国が促す目的で支援するお金ですので、融資のように返済を求められないのです。

2つ目は「使い道は自由」ということです。

助成金は返済不要のお金であるだけでなく、その使い道も自由です。

たとえば助成金を100万円受給した場合で、費用に80万円かかったケースです。

その差額の20万円については使い道の制限はされたないのです。

3つ目は「会社の信用力が高まる」ことです。

助成金の財源は雇用保険の一部から支出されています。

そのため労働関係の法令に違反すると、助成金を受取ることはできません。

それ以外にも助成金を受給するためには、国が設けた基準をクリアする必要があります。

したがって助成金を受給できる会社というのは、労働関係の法令違反がなく、さらに国が設けた基準をクリアしたと、厚生労働省が認めた事業所である証左なのです。

助成金を受給できることで会社の信用力は高まり、ステータスがワンランクアップします。

助成金のことを徹底して知るには下記記事をご覧ください。

  1. 助成金の申請を成功させる9つのポイントを解説
  2. 助成金をスムーズ受け取るには提出書類を準備しておく
  3. 助成金を受取ったときの会計処理と税金はどうなる?
  4. 助成金のメリットとデメリットを徹底解説
  5. 助成金の入金日はいつ?申請から受給までの日数
  6. 賢く受け取る中小企業のための助成金ガイド
  7. 助成金を受取れなくなる従業員の「退職理由」
  8. 助成金申請の手続きの流れ
  9. 正しい助成金の活用法!その「使い道」「使い方」で合ってる?

助成金と補助金の違い

助成金と似たものに「補助金」があります。

助成金は主に厚生労働省が管轄ですが、補助金は主に経済産業省や自治体が支給するお金です。

助成金と補助金の大きな違いは、「受給の難易度」です。

助成金は要件を満たしていればほぼ100%受給することができます。

それに対し補助金は、申請要件を満たすことはもちろんですが、さらそこからコンペがあり、申請応募した複数の企業の中から選ばれることになります。

そのため助成金に比べ受給の難易度は補助金の方が高くなります。

3分でわかる助成金と補助金の違い

助成金の目的

助成金は雇用保険を財源とし、厚生労働省が管轄しています。

そのため助成金を支給する目的は、労働者の雇用の安定、労働者の労働環境の改善、労働者の処遇の改善などになります。

助成金の種類

助成金には次の種類があります。

1・雇用維持関係の助成金

・雇用調整助成金

2・再就職支援関係の助成金

・労働移動支援助成金

3・転職・再就職拡大支援関係の助成金

・中途採用支援助成金

4・雇入れ関係の助成金
  • 特定求職者雇用開発助成金
  • トライアル雇用助成金
  • 地域雇用開発助成金
5・雇用環境の整備関係等の助成金
  • 障がい者雇用安定助成金
  • 障がい者作業施設設置等助成金
  • 障がい者福祉施設設置等助成金
  • 障がい者介助等助成金
  • 重度障がい者等通勤対策助成金
  • 重度障害者等多数雇用事業所施設設置等助成金
  • 人材確保等支援助成金
  • 通年雇用助成金
  • 65歳超雇用推進助成金
  • キャリアアップ助成金
6・仕事と家庭の両立支援関係等の助成金

・両立支援等助成金

7・人材開発関係の助成金

・人材開発支援助成金

それぞれの助成金についての具体的な内容は下記記事をご覧ください。

  1. パートタイム・アルバイトの雇用・待遇改善に使える助成金 
  2. 高齢者を雇用すると支給される助成金まとめ
  3. 在宅勤務(テレワーク)導入で助成金が支給されます
  4. 残業時間削減で助成金が支給。「時間外労働等改善助成金」を活用しましょう。
  5. 育児休業や復帰を支援すると助成金を受取れます
  6. 設備投資で受け取れる業務改善助成金
  7. 【創業ガイド】起業に役立つ助成金を一挙紹介
  8. 問合せ窓口がハローワークとなる雇用関係の助成金
  9. 人材育成にはこれ!社員の研修・訓練に活用できる助成金
  10. 健康診断の導入で助成金が受けられる「健康診断制度コース」とは?
  11. 非正規社員を戦力化!キャリアアップ助成金を徹底解説
  12. 働き方改革に取組むと受け取れる助成金とは?
  13. 人手不足の解消には助成金を活用する

助成金の情報の集め方

助成金は厚生労働省が管轄しています。

そのため助成金の情報を集めるには厚生労働省のホームページにアクセスするのが一番です。

事業主の方のための雇用関係助成金(厚生労働省HP)

助成金は毎年、各種助成金の支給要件の変更、新しい助成金の創設、助成金の統合や廃止などを行っています。

またその年度によって申請期限が設けられています。

助成金を申請しようとして、古い情報を鵜呑みにしてしまうと、助成金がなかったり、申請要件を満たしていなかったり、申請期限を過ぎてしまったりすることがあります。

助成金の申請を考えてときは、厚生労働省のホームページで、しっかり情報を集めましょう。

それが失敗を防ぐ第一歩です。

助成金の申請は社会保険労務士などの専門家に任せる

助成金の種類の項目で紹介させていただいたように、一口に助成金といっても、目的に合わせてたくさんの種類があります。

それぞれの助成金にはそれぞれの要件が設定されています。

その中でどの助成金を受給することができるのかは、知識がないとなかなか判断できません。

そんなときは社会保険労務士などの専門家を頼りましょう。

助成金の申請代行を行う資格として、唯一国から認められているのが社会保険労務士ですので、助成金に関する知識を有しています。

ちなみに社会保険労務士以外の人が申請代行を行うのは法律違反になります。

詐欺業者などに引っかからないようにしましょう。

助成金の不正受給はバレます。発覚したときのペナルティは?

助成金の詐欺業者を見破る方法

業界別助成金活用ガイド

業界別の利用できる助成金をまとめた各種ページです。

参考にしていただければ幸いです。

  1. 介護事業者なら活用したい助成金まとめ
  2. 知らないと損!飲食店が活用できる助成金を解説
  3. 歯医医院が利用できる助成金まとめ
  4. 人手不足解消!トラック運送業が活用したい助成金
  5. 建設事業者が受取れる助成金ガイド
  6. 美容院・理容院が活用できる助成金まとめ
  7. エステサロン開業なら知っておきたい助成金6選

まとめ

人手不足が進行する中、生産性を向上させて利益を確保するには、社員のスキルアップや意欲を向上させることが大切です。

そんな経営の根幹を支える人の能力アップや雇用、意欲改善を費用面で助けてくれるのが助成金です。

しっかり活用して会社の成長のために役立てましょう。


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