雇用関係の助成金は主に厚生労働省が支給してくれるお金ですが、支給要件に公共職業安定所(ハローワーク)の名前が出てくることがあります。

ハローワークは、正式には公共職業安定所と呼ばれ、国が運営して職業紹介事業を行っています。

そのハローワークを通じて受給できる助成金にはどのようなものがあるのでしょう?

この記事ではハローワークを通じて受給できる助成金をご紹介いたします。

雇用助成金

雇用助成金の対象者となる労働者には一定の条件が付いています。

新たに雇用をしたからといって「誰でも雇えば受け取れる」というものではありません。

各種助成金は、労働者の職業の安定に資するために、失業の予防、雇用機会の増大、雇用状態の是正、労働者の能力開発等を図る目的で支給されます。

したがって、離職を余儀なくされた人、障がい者や高齢者、十分なキャリアがなく就職が困難な方などの指定がされています。

雇用関係の助成金は種類がたくさんありますが、次のような方が条件が付いています。

  • 試用期間(トライアル雇用期間)が3か月あること
  • 事業主に6か月以上雇用されていること
  • 正社員に転換する前の6か月の賃金に比べ、正社員転換後の6か月の賃金が5%以上増額していること
  • ハローワーク・民間の紹介事業者等の紹介により雇用する

助成金は、労働者の職業の安定、失業の予防、雇用機会の増大、雇用状態の是正、労働者の能力開発といった目的があるために、上記のような条件を設けているのです。

そのため、ハローワークを通じて受け取れる助成金は、主に雇用関係の助成金になります。

助成金を受給するために大事なポイント

しかし労働環境は社会情勢と共に変化します。

最近では働き方改革の推進で、労働時間の削減に取り組む企業への助成もはじまっています。

このように助成金は社会情勢の変化を受けて、廃止されたり統合されたり、新たにスタートしたりしますので、日々アンテナを立てて情報をキャッチしておくことが、助成金を活用する上では大事です。

雇用関係の助成金は受給要件を満たしていればほぼ受け取ることができます。

ただ中には雇用する前に申請しておかなくてはいけない助成金もあります。

ですから新たな採用をする前に、受給要件を満たす採用かを知っておくことが、助成金を受け取るポイントになります。


助成金はハローワーク経由でなくても受け取れる

「助成金はハローワーク経由の紹介でないと受給できない」と誤解されていらっしゃる方もいますが、それ以外の職業紹介でも受け取ることはできます。

たとえばトライアイル雇用助成金では受給できる条件に、「ハローワーク、地方運輸局又は職業紹介事業者のトライアル雇用求人に係る紹介により、対象者をトライアル雇用した事業主」とあります。

したがって、ハローワーク以外からの職業紹介業者からでも、受給の対象となることがあるのです。

雇用関係の助成金

1・中途採用等支援助成金

中途採用者の雇用管理制度を整備し、中途採用の拡大を図った場合に支給される助成金です。

一定期間後に生産性が向上した場合には追加の助成があります。

2・特定求職者雇用開発助成金

高年齢者、障害者、母子家庭の母などの就職困難者を、ハローワーク等の紹介により、継続して雇用する労働者(雇用保険の一般被保険者)として雇い入れる事業主に対して、支給される助成金です。

3・トライアル雇用助成金

「トライアル雇用」は、職業経験の不足などから就職が困難な求職者を原則3カ月間の試行雇用することにより、その適性や能力を見極め、常用雇用への移行のきっ
かけとしていただくことを目的とした制度です。

事前にトライアル雇用求人をハローワーク、地方運輸局、職業紹介事業者に提出し、これらの紹介により対象者を原則3カ月の有期雇用で雇い入れ、一定の要件を満たした場合に助成金を受けることができます。

4・地域雇用開発助成金

雇用機会が特に不足している地域の事業主が、事業所の設置・整備を行い、併せてその地域に居住する求職者等を雇い入れる場合、設置整備費用及び対象労働者の増加数に応じて助成金が支給されます。

5・キャリアアップ助成金(正社員化コース)

パートタイムやアルバイトなどの有期契約労働者等を正規雇用労働者等に転換または直接雇用した場合に支給される助成金です。

ハローワークでの求人のメリット

ハローワークを通じて受給できる助成金があることはご覧の通りです、企業がハローワークで求人募集をするメリットには何があるのでしょう。

一つは多くの求職者の目に触れられるということです。

ハローワークは求職者の誰もが利用可能です。

失業していれば失業手当の受給申請のために、一度は足を運びます。

そのような求職者が集う場所ですから、掲載した求人情報が多くの求職者の目につきやすくなります。

二つ目のメリットは、ハローワークの求人掲載が無料だということです。

コストがかからないので、長期間の求人掲載にも可能になります。

まとめ

ハローワークを通じて受給できる助成金をご紹介しました。

ハローワークを通じて受給できる助成金もいろいろあります。

求人に利用するだけでなく、助成金もしっかり活用しましょう。


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